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広告業界トピックス

広告主好みに駅のデジタルサイネージを着せ替えてみる

オリコム 吉田勝広(デジタルサイネージコンソーシアム理事)

写真(1)

各広告主は、駅のデジタルサイネージの筐体までもデザインして実施した。

駅のサイネージがおしゃれに変身

4月6日から1週間、レブロンは『レブロン LOVE IS ON キャンペーン』でOOHメディアを使った。東急百貨店渋谷駅東横店2階では、ポップアップブースが設置され、新作リップのタッチ&トライや、キスマーク恋愛診断などが楽しめた。注目は、この場所にある東急電鉄のデジタルサイネージでの展開だ。サイネージの液晶画面の周りの筐体である柱全体にシートを貼り、広告面として使用したのである。1社独占で実施できる場所ならではの展開で、実際ブランドのカラーが通路全体に広がり、一帯がおしゃれな空間に見えていた(写真(1))。

サイネージの前を通る人々はその周り(筐体)も一緒に目に入る。筐体は一般的には目立たない無彩色が多く、中でも黒い色は、映像がしまって見えるから良いと考える業界関係者もいる。しかし、デザイン化された筐体は広告効果にも良い影響を及ぼすのではないだろうか。

筐体で春を演出

写真(2)

日本放送協会は3月23日から1週間 …

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