『宣伝会議』3月号誌上で、一次審査通過者が発表となりました。全応募作品の中から一次審査を通過したのは、わずか1.25%。審査を担当し、膨大な数のコピーに触れた85人の審査員の皆さんの目には、今回の作品の数々はどのように映ったのか。広告界の最前線で活躍するクリエイターでもある審査員の方々に、本音で語っていただきました。
|
ホンシツ 斉藤賢司 今年もたくさん見させてもらいました。何本も、何本も、何本も、何本も、コピーを見て思うのは、切り口って無限だな、ということ。プロとしてやってると、オリエンと同時に「大体答えはこの辺かな」と見えた気になってしまうことがある。「こりゃ俺には思いつかんわ」というシゲキを、どうもありがとうございました。
|
|
ダイコク サトー克也 50年の歴史の中で「広告って、こうゆう事でしょ…」という型が出来ています。ただ、世間の人は、その型にうんざりしているように感じます。 「あぁ、広告でしょ…」と。どこかで見たようなモノではなく、アナタの人生が反映された、アナタしか出来ない企画、アナタがにじみ出たコピーなら人のココロが動くと思います。
|
|
GLIDER 志伯健太郎 「立つ」かどうかが、大事だと思います。言葉として「立つ」かどうか。
|
|
一倉広告制作所 坂本和加 1次選考ですので、どうしても「よく似た切り口」が多くなります。こういったコンペティションで必要なのは、その先の視点だと思います。まずはそれを見つけること、そのあとは一字一句までこだわって詰めることではないでしょうか。それを踏まえて数を出す。来年も、「力作多数」の審査を楽しみにしています!!
|
|
インサイト コミュニケーションズ 紫垣樹郎 数百、数千と集まる一つの課題に対してのコピーは数種類のパターンに分かれ、9割以上のコピーは … |
あと70%
この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。