2013年10月、「マチの健康ステーション」宣言をし、健康を軸に新しいコンビニの事業モデル開拓に取り組むローソン。全国に1万店舗以上、身近にあるコンビニだからこそできる事業開拓の方向性とは。

既に健康的なイメージを持たれている「ナチュラルローソン」の存在が、ローソン全体の健康への取り組みの基盤になっている。

ローソンが考える「マチの健康ステーション」構想の全体像(同社サイトより)。
コンビニと健康を結ぶ新たな事業モデル
2013年10月、中期事業戦略発表を行い、従来の「マチのほっとステーション」から「マチの健康ステーション」として、地域での健康一番店を目指すと発表したローソン。大きくは「ミールソリューション」と「セルフメディケーションサポート」の二軸で、新しいコンビニの事業モデル開拓に取り組んできた。ローソンが考える健康の領域は、主に予防が中心。疾病の原因になる生活習慣病、その生活習慣病への対応として「食事」と「運動」の部分に注力し、商品開発や取り組みを進めている。
ローソン マーケティング統括本部 客層拡大企画部 鈴木一十三部長は「健康志向の高まりで …
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