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ヘルスケア市場のマーケティング

ハードウェア×コミュニケーションの知見で 健康であり続ける仕組みを提供する

ドコモ・ヘルスケア

オムロンのセンシングの技術とNTTドコモのネットワーク網やコミュニケーション領域の知見を組み合わせることで、健康の市場における事業開発を目指すドコモ・ヘルスケア。誰もが抱く「健康」という根源的欲求を捉える同社のマーケティング戦略とは。

女性向けの健康管理サービス「カラダのキモチ」(左)、体内時計を整えて健康的な体づくりを支援する「からだの時計 WM」(右)。利用者は「カラダのキモチ」が57万人、「からだの時計 WM」が100万人で、現在も利用者は伸び続けている。

ハードウェアの進化とニーズを掛け合わせる

2012年7月にNTTドコモとオムロン ヘルスケアが共同で設立したドコモ・ヘルスケア。同社では現在、機器で計測した健康データを記録、蓄積する健康管理のためのプラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」(2013年4月開設・利用は無料)の提供や、女性向けの健康管理サービス「カラダのキモチ」、体内時計を整えて、健康的な体づくりを支援する「からだの時計 WM」などの測定の機器と連動した各種健康管理サービスの提供を行っている。代表取締役社長の竹林一氏はオムロン出身。過去には駅の自動改札機通過時にモバイルに情報が送信されるシステム「グーパス」の立ち上げも担った人物だ。

「オムロンは血圧測定器でいえば …

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