受験生の絆を深めるメッセージバトン 全国各地をめぐるリアル応援施策
駿河台学園は2024年12月から「駿台つながるキャラバン」を実施。全国各地の学校をキャンペーンカーが訪れて、受験生が書いたメッセージを届けていくというもので、「カロリーメイト」とのコラボで実現した。
EDITOR'S PICK キャンペーン
資生堂は2015年の新年広告として、すべて異なる全50種類のレディー・ガガの「セルフィー写真」を、全国の新聞50紙に1種ずつ掲載するキャンペーンを行った。セルフィーとは、いわゆる「自撮り」写真のこと。自身のスマートフォンなどで撮った写真をソーシャルメディアで公開し、自分らしさを表現することが近年ブームになっている。レディー・ガガもまた、セルフィー写真をこれまで多数公開しており、今回の企画ではその中から本人の協力を得て選ばれた50点が広告に使用された。
資生堂はこれまでも例年元旦に新聞広告を出稿しているが、50種類すべて異なる企画は初となる。この新しいチャレンジの背景には、「動け、資生堂。」をスローガンとした同社の中長期戦略「VISION 2020」があった。昨年12月に同社 魚谷雅彦社長によって発表された同ビジョンは、2020年までの6年間で、生活者目線を徹底し、自分らしく生きる“アクティブコンシューマー”の期待に応えられる会社に資生堂が変身することを掲げている。
ここから、コミュニケーションにおいては、従来の「メーカー発想による美の提案」から、「個々の美の多様性を認め、それぞれの美に寄り添い応援する」方向へと大きな転換が図られることになった。その方向性がレディー・ガガ自身の「その人がその人らしく生きることを応援する」という主張と通じることから、今回の新年広告が実現した。「資生堂がこれまでとは大きく変わるということが …