グローバルで活用進む「解説動画」の可能性
商品・サービスの解説に留まらず、企業が抱える難解なテーマを、分かりやすく理解してもらうにはどうしたらいいのか。宣伝部門に限らず、あらゆる部門で大きな課題となっている。そんな課題を解決する「解説動画(Explainer Video)」に特化し、今グローバルでクライアントを増やしている企業がある。simpleshow(シンプルショー)だ。ドイツに本社を置き、現在世界9カ国に拠点を持つ。多数のグローバルブランドを顧客に抱え、手がけた解説動画は4000本以上に上る。日本では2014年4月から営業を開始した。代表取締役の吉田哲氏は「simpleshowが生まれたドイツと日本は社会全体の成熟化や高齢化とそれに伴い、商品・サービスの内容が複雑化している点。またグローバル化に伴い、多国籍なステークホルダーとコミュニケーションする必然性など、共通する点が多い。さらにプレゼンテーションがあまり得意ではない日本の国民性もあり、simpleshowの解説動画は日本で受け入れられる可能性が高いと考えていた」と日本法人設立の背景を話す。
同社の特徴は …
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