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ブリヂストン 津谷正明CEO兼会長が語る「真のグローバル企業になるための経営改革」

ブリヂストン 津谷正明 CEO兼会長

環境配慮型、防災対応の新商品が支持され、また2024年夏季オリンピックまでの公式パートナー(TOPスポンサー)契約を締結したブリヂストンは、いまもっとも注目される企業の一つである。

ブリヂストン CEO 兼 会長 津谷正明氏

─2015年の市場環境予測のもと、国内・海外戦略をどう推進しますか。

当社は売上の8割が海外、海外生産は7割、従業員の7割が海外です。地域別で最も大きな市場は米州(北米と中南米)で、全体の45%を占め、利益もそれに準ずる形になりつつあります。経済回復が世界で一番早いのが米国であり、北米の動きが業績に大いに影響するため、期待をしているところです。

国内では、雪が降るとスノータイヤが売れます。当社はスタッドレスタイヤ領域に強く、降雪地区で高い評価をいただいています。景気がダウンサイジング気味で、消費税増税が徐々に効いてきている様子もうかがえますが、タイヤは安全上必要なものであり、景気の波を大きく受けない傾向にあります。

しかし、乗用車向け市販用タイヤ、ゴルフクラブや自転車等のBtoC商品は、成熟国でも新興国でも価値観が多様化しているため、生活者層の中のセグメントを丁寧に見ないと動向を見誤ります。

少し先を考えれば、トヨタ自動車をはじめとした企業や自治体が推進する「スマートシティ構想」で、買い物や銀行、郵便局にちょっと出かけるときの乗り物が注目されてくるでしょう。都市の構造が変わり、生活者の行動が変わると、新たなニーズが生まれます。当社では、「エアフリータイヤ」などの、メンテナンスフリーの需要が将来は伸びると見ています。

イノベーティブな会社になるための3つの視点

─重点を置いて進めている事業計画について聞かせてください。

「『真のグローバル企業になること』そして経営改革を進め ...

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