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松岡茉優が目指すのは演技で人を動かすこと

松岡茉優

『桐島、部活やめるってよ』『あまちゃん』など数々の話題作に出演し、バラエティでも異彩を放つ松岡茉優さん。子役時代から19歳の現在にいたるまでの経験をイー・スピリットの足立茂樹社長に語った。

松岡茉優(まつおか・まゆ)
1995年2月16日。東京都出身。2015年は1月放送のNHK土曜ドラマ『限界集落株式会社』、CX『問題のあるレストラン』、2月公開の映画『リトル・フォレスト 冬・春』、映画『サムライフ』の出演が決定している。その他、バラエティでもMCとして活躍中。

ヘアメイク 服部さおり / スタイリスト 有本祐輔

足立:映画『桐島、部活やめるってよ』やドラマ『あまちゃん』の演技を見て、ぜひ一度お会いしてみたかったんです。芸能界に入るきっかけは妹さんがスカウトされたことだとか?

松岡:妹の面接の時に、母が私も連れて行っていたので、「せっかくならお姉ちゃんも」ということになりまして。子役からやってきましたけど、ずっとお芝居への苦手意識があったので、俳優を本気で目指したのは15歳の時からです。

足立:どの辺が苦手だったんですか。

松岡:週1回、事務所のレッスンに通っていたんですけど、ある日、ニール・サイモンのシチュエーションコメディーの台本をやることになり、とにかく難しかったんです。当時は、恥をかきたくない気持ちが強くて、お腹痛いふりして帰ったりしていました。後々、聞いたら、全部バレていたみたいですけど(笑)。

足立:今の演技の評判からすると意外ですね。苦手意識を変えるきっかけはあったんですか。

松岡:単純に …

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