企業からの期待が高まり動画広告市場が活性化
自社サイトにSNSと企業が動画を配信できる場も広がり、動画を制作したいという企業のニーズは増えている。しかしながらネットならではの“文脈”を踏まえた独自の制作ノウハウが必要だ。そんなノウハウに強みを持つのが、映像を中心にコンテンツ制作事業を手掛けるフラッグだ。代表取締役の久保浩章氏が在学中に立ち上げた合資会社を基盤に2004年に設立された。「学生時代から映画が好きだったが、映画業界は作ることに意識が集中し、映画ビジネスをサポートする人材は希薄と感じていた。映画に限らず“作って終わり”のクリエイティブビジネスが多いのではないかとの問題意識から、起業を決意した」と久保氏は話す。
まずは映像制作から事業をスタート。その後、ブロードバンド環境が整い、ネット企業各社の動画ポータルサイト立ち上げが盛んになった2003年頃から、Web動画制作の依頼が拡大。2007年頃にはブームが収束するものの …
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