広告マーケティングの専門メディア

           

NY海外視察研修 現地レポート

「データ×クリエイティブ」を紐解くOgilvyOne流3つのキーワード

OgilvyOne NewYork

視察研修ではOgilvyOne New Yorkオフィスを訪問。米広告界データサイエンティストの第一人者であるディミトリ・マークス氏、同社シニア・パートナーのミッシュ・フレッチャー氏の考えを聞いた。

キーワード1「スマート・データ」

「市場には様々な種類のデータがあり、その量は膨大です。データは主にクライアントが持つファーストパーティ・データ、企業のパートナーが持つセカンドパーティ・データ、そしてリサーチや他企業が持つサードパーティ・データの3種類があります。重要なことは、その中からいかに『スマート・データ』(適切なデータ)を見つけるか、ということです」と語るのは、OgilvyOne シニア・パートナーのミッシュ・フレッチャー氏。

フレッチャー氏はOgilvyOneのコンサルティングチームが取り組んでいるという、カスタマー・エンゲージメントの5つのプロセス()を紹介した。スマート・データが重視されるのは、ターゲットの行動データを分析し、ペルソナ(人格)を作り上げる第一段階だ。この段階では、デモグラフィック属性だけではなく、ユーザーの性格や嗜好を定義する、行動履歴のデータを取得・分析する。

同社プレジデントのディミトリ・マークス氏は、ある米国内の流通企業での成功事例を基に …

あと82%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

NY海外視察研修 現地レポート の記事一覧

NY視察研修参加者レポート 私たちが現場から学んだこと
日本広告界の未来を占う 米広告ビジネス6つの潮流
成果につなげるTBWAの米国流ダイバーシティ
アドバタイジングを超える NY次世代型エージェンシー4社の挑戦
「データ×クリエイティブ」を紐解くOgilvyOne流3つのキーワード(この記事です)

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する