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「四十才は二度目のハタチ。」の広告を読む

山本高史

広告を読めば、なんかいろいろ見えてくる。例えば「男と年齢」のこと。

伊勢丹(1992年) コピーライター 眞木準

いわゆる年齢、つまり実年齢は、その人が生まれてから何年経ったかの指標に過ぎないのかもしれない。ある二人が同じ年齢だとしても、知的にも肉体的にも経験値の個体差が必ずあり、したがって個体差のある現状があるからだ。男の人生は、実はこの「年齢」に振り回されている。女性にとっても年齢は厄介な問題であるが、今回は男性について書く。

図(1)主観年令(自分自身がイメージする自分の年齢)と実年令の差分

厄介な年齢をめぐる厄介なデータがある。「主観年齢と実年齢の差分」についてのものだ。脇に掲げている図(1)は主観年齢(自分自身がイメージする自分の年齢)と実年齢との差分を世代ごとにグラフ化したものである※1。男性の場合37歳で-3歳とある。37歳の男性が、「自分は34歳だ」という感覚で生活しているのである。40歳過ぎると-5歳はあたりまえ、つまり45歳の男性が「自分はまだまだ40歳のつもり」ということだ。ところが…

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