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日本経済社トップに聞く「基盤と人的リソースを生かした新展開」

日本経済社

日本経済社の社長に3月25日付で就任した冨田賢氏は、日経グループの一員としてグループ各社との連携強化を掲げる一方、既存の広告会社の枠組みにとらわれない多様な収益源を模索している。冨田社長に今後の方針を聞いた。

日本経済社 代表取締役社長 冨田 賢(とみた・さとる)
成蹊大学工学部卒業後、1981年日本経済新聞社入社。日経アメリカ社出向、電子メディア局マルチメディア営業部長、デジタル営業局長、執行役員クロスメディア営業局長などを経て、2014年3月に現職。

─近年の広告業界および日本経済社を取り巻く環境はどう変化しているか。

リーマンショック後の厳しい時期からはようやく持ち直しつつありますが、今年の動向を見ると、消費税増税後の消費や広告需要の回復が当初の想定よりも鈍いと感じます。

広告ビジネスの構造が変わりつつあります。広告会社がマスメディアのコミッションのみを頼りに今後…

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