キャスティング事業を行うイー・スピリットの足立茂樹社長が、これからの注目タレントの魅力に迫る。タレントや女優として活躍し、昨年はドラマ『あまちゃん』のマメりん役でも活躍した足立梨花さんに話を聞いた。

足立梨花(あだち・りか)
女優・タレント。明るいキャラクターで映画、ドラマ、バラエティと活躍する一方、Jリーグ名誉女子マネージャーとして、サッカー関連番組にも活動の範囲を広げている。今後の出演作として、来年2月公開予定の映画『でーれーガールズ』などが控える。
足立茂樹▶ テレビで見る機会が増えていますね。同じ苗字として嬉しいです。
足立梨花▶ 確かに、「足立」の字はなかなかいないんですよね。『あまちゃん』を機に、色々と出演させていただくようになりました。
茂樹▶ 『あまちゃん』はどうでしたか?
梨花▶ 実は、皆さんが思うほど出ていないんですよ。私が演じた「マメりん」は、唯一と言っていいくらいに、最初から最後までいい人にならないキャラでした(笑)。
茂樹▶ 目立っていたし、インパクトがありました。
梨花▶ あの出演で色々な方に知ってもらえましたし、本当にいい役をいただけたと思っています。いじめっ子やクールなキャラのイメージもついたりして、実際に私に会った人からは「実は意外といい人なんですね」みたいなことを言われたりもしました。ちょっと得した気分です(笑)。
茂樹▶ 実際の梨花さんはどんな人ですか?
梨花▶ 優柔不断です(笑)。自分から率先して前に出ていったり、決めていくよりも、誰かに決めてもらったことについていく感じです。だから、マメりんとは真逆ですね。
茂樹▶ 周りからは何て言われますか?
梨花▶ “天真爛漫”とか…。子どもっぽいイメージがあるみたいなので、そろそろ大人に見られたいですね。
茂樹▶ おいくつになったんですか?以前お会いした時は高校生でしたよね。
梨花▶ 22歳になりました。当時は…