デジタル時代の進展と求められる多言語対応
2011年に話題になった、ローマ法王のツイッターデビュー。そのつぶやきは8言語に対応していたという。現在、ネット人口の中で英語を使用する人の割合は約2割。デジタル時代にグローバルマーケティングを展開する上で、多言語対応は欠かせないテーマと言えるだろう。
1992年に英国に設立。現在は世界38カ国70カ所にオフィスを展開し、日本にも96年に進出しているSDLは、そんなデジタル時代の企業のグローバルビジネスを支援する企業だ。設立当初は商品説明書、PCなど商品インターフェースの翻訳支援からビジネスをスタートし、その後、2002年には機械翻訳テクノロジー企業を買収するなどし、事業を拡大。デジタルチャネルの急激な浸透にも対応し、現在は広告、ビデオ、グラフィック、Webサイト、プレスリリース、ユーザーガイドにSNS、ブログと企業が発信する様々なタイプのコンテンツの多言語化対応と管理システムの提供で、世界で1500社以上の企業のグローバル展開を支援している。
SDLジャパン アジア・セールス&オペレーション バイスプレジデントのリチャード・デランティ氏は「グローバルブランドとしての成功はチャネル…
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