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オウンドメディア 価値向上戦略

オウンドメディアへの流入を促すコンテンツ戦略

弁護士ドットコム

9月16日現在、月間訪問者数528万人・PVは598万を超え、注目が高まっている「弁護士ドットコムニュース」。2012年4月の開設からわずか2年半で急成長を遂げた同サイトのオウンドメディア戦略について、運営する弁護士ドットコムに聞いた。

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弁護士ドットコム 代表取締役 兼 CEO 元榮太一郎 氏(もとえ・たいちろう)(写真右)
米国イリノイ州生まれ。アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2005年に起業。「Japan Venture Awards 2013」ニュービジネスモデル特別賞受賞。「めざましテレビ」のレギュラー出演のほか、『法律事務所の経営戦略』など著書・監修書も多数ある。

弁護士ドットコムニュース 編集部 編集長 亀松太郎 氏(かめまつ・たろう)(写真左)
朝日新聞記者として働いた後、法律事務所勤務などを経て、ネットニュースの編集者に。J-CASTニュースの編集者、ニコニコニュースの編集長を経験した後、2013年から弁護士ドットコムニュースに関わる。同年8月に編集長に就任。

「ヤフー砲」により飛躍的な認知向上

弁護士ドットコムは、「弁護士をもっと身近に。」をコンセプトに、無料法律相談や弁護士、法律事務所の検索などの法律相談ポータルサイトを運用している。開設からわずか2年半で同社の代名詞となったオウンドメディア「弁護士ドットコムニュース」は、どのような目的で立ち上げられたのか。「より多くの人に弁護士ドットコムを知ってもらい、認知を高めることが目的でした。当時は、一般の方にとってトラブルに巻き込まれた際の有事に頼られるメディアだったので、もっと平時から知ってもらうことで、予防にも役立ててもらえればと考えていました。同時に、一般の人と弁護士を結びつけるマッチングサービスとして、テーマに応じた弁護士の認知を上げることで、弁護士・サイト双方のブランディングを図るという狙いもありました」と、同社 代表取締役社長兼CEOの元榮(もとえ)太一郎氏は語る。

同サイトの認知は、ある記事がソーシャルメディアでバズを起こし…

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