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オウンドメディア 価値向上戦略

ブランド向上と営業支援を実現するBtoBのオウンドメディア運用

NEC

まだ「オウンドメディア」という言葉が普及していない2004年に立ち上げられたNECの「WISDOM」。社員が中心となる「手づくり」の運営で、現在までに70万人の会員を集めている。

1994年に開設されたコーポレートサイトは、企業情報だけでなく、ECサイトとして、製品・ソリューションの訴求も行っている。

コーポレートサイトとの両立で顧客との継続的な関係づくり

NECは、オウンドメディアを通じて、幅広くファンを獲得して会員化し、顧客データベースに取り込み、営業活動への活用、商談発掘につなげることを目標としている。BtoBを主なビジネス形態とする同社が扱うソリューション・サービス系の商材は、オンラインだけで購入に至るケースは少なく、リアルな営業活動が重要な役割を担っている。既存ユーザーは導入を検討する際、直接営業に話を持ちかける場合が多い。それゆえ、同社ではオウンドメディアが顧客とのコミュニケーションを深耕する場と位置づけられ、営業活動につなげることを意識した活動に取り組んでいる。

同社がオウンドメディアとして運用しているのは、コーポレートサイトと「WISDOM」。コーポレートサイトは1994年に開設し、企業活動の紹介や製品、ソリューションにフォーカスをあてた訴求を行っている。特に、「NEC Information Square」コーナーでは、同社が持つ世界に誇る技術やものづくりへのこだわりを紹介するなど、具体的に同社の製品やサービスの導入を検討している企業に向けた情報発信を行っている。

一方のWISDOMは2004年に開設され、NECのファンを増やすためのツールとして始まった。当時の課題として、NEC CRM本部宣伝グループWebコミュニケーション推進担当シニアエキスパート田中滋子氏は、「製品情報や活用事例だけ配信しても…

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