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社員の3割がエンジニア、ないものは自らつくり提供

CyberZ

スマートフォン広告市場でナンバー1のシェア

2013年には1000億円規模への成長も見込まれる国内のスマートフォン広告市場。現在、この市場でナンバー1のシェアを誇るのがCyberZだ。会社の始まりは2009年4月。当時はサイバーエージェントの子会社として、フィーチャーフォンに特化した広告会社として設立された。社長に就任したのは、当時26歳の山内隆裕氏。PC領域のネット広告ではナンバー1のシェアを誇っていたサイバーエージェントも、フィーチャーフォン市場への参入は遅れていた。山内氏も「最後発で参入した当社は苦戦を強いられた」と話す。

熟慮の末、山内氏は2011年の2月に大きな決断を下す。国内でも徐々に普及し始めていたスマホに特化した広告代理事業へと業態変革を図ったのだ。

「当時のスマホの普及台数は約200万台。まだ、広告ビジネス自体が成立していない時代だった」と山内氏。しかし、必ずやスマホの浸透は急激に進むはずとの確信のもと、すべてのビジネスリソースをスマホに集中させる決断を下したのだ。結果、この決断がCyberZ躍進のきっかけとなった。

販売するメディア枠がないため、自らメディア企業に働きかけ、スマホ広告の枠をゼロから作り、さらにスマホ広告の活用を促すため、スマホ広告向けソリューションツール「Force Operation X(F.O.X)」を開発。アプリのダウンロードやWebサイト上での行動など、ユーザーのスマホ上での行動をトラッキングし、計測することができるソリューションで、以後スマホ広告拡大の基盤となった。

劇的な業態変革を経て成長を続けてきたCyberZだが、山内氏はウェアラブルデバイスの進化、あらゆるものがネット接続される未来などを見据え、スマホだけでなく拡大するスマートデバイス全般を視野に入れた新たなビジネス構想を打ち立てている。「広告代理事業から脱却し、2015年にはアプリマーケティングに特化したビジネス構造に変革を遂げる予定」と言う。

スマートデバイスがさらに広がれば、それに関連してアプリの数は加速度的に増えていく。山内氏は企業はもとより、個人のアプリ開発者も視野に入れ…

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