広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

海外メディアとの連携により新規顧客の獲得狙う

宮浦慎

海外メディアとの連携

デジタルや紙面編集などにおいて、海外のメディアと連携する新聞社の動きが目立った。

読売新聞社は9月1日、米ワシントン・ポスト社とデジタル・パートナー事業を始めると発表した。読売が発行する英字紙「ジャパン・ニューズ」を9月までに定期購読すると、ワシントン・ポスト電子版の有料コンテンツを1年間、無料で利用できる。媒体価値を高め、新規読者を開拓する狙いだ。

ワシントン・ポスト社は、今年5月から米国内の130以上のローカル紙と同事業を開始している。米国外の新聞社との提携によるパートナー事業は初めてだという。

日本経済新聞社は9月2日、英月刊誌「MONOCLE」(モノクル)の出版元のウインコンテントAG(本社スイス・チューリヒ)と資本業務提携で合意したと発表した。英字媒体「Nikkei Asian Review」(NAR)での編集協力などの提携を通じ、グローバルメディアとして情報発信力の向上を目指す。

モノクルは2007年発刊の英文月刊誌。国際情勢、ライフスタイルなどの分野を強みとし、欧米やアジアで幅広い読者を持つ。NARでの編集協力のほか、モノクルの販路を活用した販売の推進、広告営業やイベントでの連携を図る。日経グループの日経BP社はモノクル誌の日本国内での流通に協力する。日経はウインコンテント社の発行済み株式数の約…/p>

あと67%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

イベントと社会の距離についての意識調査
日本からアジアへどう出るか?クールジャパンとビジットジャパン
企業は「プロモーション企画費」をどう捉えるべきか
プロの技術を体験!OOH広告の可能性
海外メディアとの連携により新規顧客の獲得狙う(この記事です)
2016年から4K・8KのBS試験放送開始
日本マーケティング学会、新テーマでのワークショップを開催
地域の課題解決人材育てる「地域みらい大学」情報ほか
「たまたま」というテレビ革命
光と音のナイトランイベント
プロモーションサービスの実態と課題
指数と連動したOOH広告
中高生向け新聞や大学受験支援アプリ
テレビ情報アプリ、全国に対応へ
勉強会とのジョイント企画開催
雑誌広告効果の新指標他、業界ニュース
ドコモグループがDMP事業開始他、ピックアップニュース
テレビとネットの境界で

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する