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富士フイルム、世界市場に対する「新たな決意」スローガン

富士フイルム

富士フイルムが新スローガンの制定にあたって重視したのは、顧客や社会への宣言を表すことと、社員が「自分ごと化」できること。プロジェクトは宣伝部がリードした。

現在のスローガンは2代目。1986年から2005年までは「Imaging & Information」を使用していた。

国内外の社員にヒアリング

富士フイルムホールディングスは、今年創立80周年を迎えるに当たり、グループの新しいコーポレートスローガン「Value from Innovation」を制定し、創立記念日の1月20日に全国51紙、30段広告で発表した。

スローガンの制定は現場の発案によるもので、宣伝部から経営トップに提案した。背景には、取り巻く環境の急速な変化がある。かつてのコア事業だった写真フィルムはデジタル化を背景に縮小を続け、売上比率は今や1%未満にとどまる。代わって医療関連や印刷関連、高機能材料や化粧品などの分野が成長している。環境変化に対応した結果だが、「『富士フイルム』はどんな会社か、外から分かりにくくなっていた」(富士フイルム 宣伝部マネージャー 関直人氏)。

宣伝部のほか、人事や経営企画、広報などスタッフ部門の人材を集めて14人のタスクフォースを結成。外部アンケートに加え ...

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