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注目の広告業

No.1マーケティング会社を目指す電通イーマーケティングワンの取り組み

電通イーマーケティングワン

米・マルケトとJV設立MA市場にも参入

2014年4月で設立10周年を迎えた、電通イーマーケティングワン。6月には石川浩氏が社長に就任。「新しい『売り方』を、つくる」をミッションに、電通グループ内におけるマーケティング事業の中核会社としての役割を担う。

具体的には主に電通と組みながら、マス広告で認知を獲得した後の領域、見込み顧客を見つけ、カスタマージャーニーをスムーズかつ効果的・効率的に購買へとつなげていくための最適なマーケティングソリューション提供を事業とする。テクノロジーに精通しているため、デジタル領域に強い特徴はあるものの、Webサイト、ソーシャルメディア、ECサイトだけでなく、リアルイベントや店頭での販促施策など、カスタマージャーニーを購買へとつなげていくために必要な体験をソリューションとして提供する。

「態度変容を促す上ではセグメンテーション、究極的にはワントゥワンのコミュニケーションが必要となる。コンサルから入り多様化する顧客ごとに必要なソリューション、コンタクトポイント、コンテンツの掛け合わせを緻密にプランニングし、かつ実行まで担えるのが我々の強み」という。

今年3月にはマーケティング・オートメーション(以下MA)のマルケトを販売するジョイントベンチャーを立ち上げた。「米国では約750億円と言われるMA市場だが、日本ではこれからの市場。MAは活用するマーケター側にセグメントした顧客別の体験提供のシナリオがあってこそ、業務効率化に寄与するもの。欧米ではCMOがその役割を担うが、組織体制の異なる日本では仮説そのものが作れていないケースが多い。そして当社が担ってきたマーケティング事業の核とは、そのプランニングにある」と石川氏。氏は仮説設計と、そこに必要なコンテンツ提供の知見を重ねてきた会社だからこそ、日本におけるMA市場の牽引役となる提案ができると考えている。

石川氏が目指す企業展望は…

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