プロモーション・サービスの満足度比較
日本プロモーショナル・マーケティング協会から、「第37回プロモーション業界実態調査」が発表され、わが国におけるプロモーション活動の実態や課題が鮮明にされた。
今回の報告書では、とりわけプロモーション・サービスに対する「満足度のギャップ」が話題になっている。
一言で、プロモーション・サービスといっても、大別すると、
(1)市場実査
(2)市場環境分析と戦略目標設定
(3)プロモーション・プログラムの設計
(4)クリエイティブ
(5)SPツール&メディア製作
(6)プロモーションの全体管理
(7)効果検証
の7つのサービスに分かれる。この調査では、それぞれのサービスについての「満足」状況を、サービスを提供する業界側と、サービスされる側(広告主側)に聞いている。
下図は、肯定回答トップ2ボックス(非常に+やや満足)だけを取り出し、比較したグラフである。
自社のプロモーション・サービスの客観評価を知る必要
ある意味で当然ながら、サービスを提供する業界側で想定する満足度は高く、その受け手(広告主)の側での評価は芳しくない。
ただし ...