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東京から人やお金を集めるキラーコンテンツは地方アイドル

川上徹也

「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」を提唱するコピーライターの川上徹也氏は、地方のアイドルの潜在力を強調する。地方アイドルの活用には、どのようなポイントがあるのか。

新潟発アイドルNegicco。左からKaede、Nao☆、Megu。

まだまだできるアイドル活用マーケティング

今回の特集は「企業、地域のアイドル活用マーケティング」と聞いている。ただし取り上げられる事例を見ると大手企業と有名グループのコラボが多いようだ。これは無理もないことだろう。一般的にある程度の知名度がないと、企業としても広告に使うメリットがないからだ。

では、そうでないアイドルはマーケティングに活用できないのか? いやそんなことはない。一般的にはそんなに有名でなくても、広告やキャラクターとして起用することで、大きな成果を上げる可能性のあるアイドルは数多く存在している。一般的には有名でない方がむしろコアなファンは多い。そのアイドルを起用してくれたことで、ファンはその企業に対してロイヤリティを感じ、消費に移すはずだ。

中でもいわゆる「地方アイドル」「ローカルアイドル」と呼ばれるカテゴリーに属するグループで、その可能性を大きく感じる。その地元に本社を構えるナショナルクライアントや自治体が、東京など全国に向けて仕掛けようとする時に大きな武器になるからだ。地方アイドルといえば、昨年ネットで「千年に一度」「天使すぎる」と話題になり、今年に入って一気に数社の全国区CMに起用されるようになった福岡のREV.fromDVL(レブ・フロム・ディーブイエル)のメンバー・橋本環奈さんのようなケースもあるが、これは例外中の例外だ。一般的には、地方アイドルのパワーは軽視されている。

地方アイドルのトップランナー“Negicco”

例えば「Negicco(ねぎっこ)」という新潟在住の女性3人組グループをご存じだろうか? 元々、2003年に ...

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