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著者インタビュー

ブランド体験を軸に顧客主語への発想転換を促す

朝岡崇史

「エクスペリエンス・ドリブン・マーケティング―ブランド体験価値からサービスデザインへ」
著者/朝岡崇史
発行所/ファーストプレス
価格/1,500円(税抜)

本書では体験価値を基軸にした「ツインリンク・モデル」という概念を提唱。シンボル、プロダクト価値、イメージ価値、ブランド体験価値の4つの要素からなる「ストック価値」と顧客からのスパイラルイン(評価)を体験価値の改善に役立て、結果としてポジティブなスパイラルアウト(推奨)を発生させることで高めることができる、「フロー価値」の相乗効果でブランド全体の価値を高めていくための考え方を解説。

日本の大手企業は大正から昭和にかけて創業されたケースが多く、100周年など節目の年を迎えるケースが増えている。しかし、特にここ20年は劇的に進むグローバル化の中で生き残るためのM&Aが繰り返され、多くの企業で創業当時とは、その“建付”が大きく変わってしまった。厳しい価格競争にさらされるデフレ経済が一段落し、経済に上向きの傾向が見えてくる中、持続的な成長を実現するために、一度立ち止まり、自分たちの価値を再定義したい…。ブランディングのコンサルティングに携わる電通・マーケティングソリューション局の朝岡崇史氏のもとにも、そうした企業からの相談が増えているという。

企業主語ではなく…

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