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広告業界トピックス

W杯期間中の新聞社の取り組み

宮浦慎

W杯で様々な工夫

7月14日(日本時間、以下同)に閉幕したサッカーワールドカップ ブラジル大会。12時間の時差があり、日本代表の試合は早朝あるいは午前に行われた。新聞各社は、当日付紙面が読者に届いた後に試合結果が確定するという状況下、いち早く届けるための様々な工夫を凝らした。

6月15日のコートジボワールとの初戦。試合開始は午前10時で終了は正午頃だった。スポーツ報知と日刊スポーツは試合終了後、結果を載せた即売用の速報版を発行、その日の内に熱戦の模様をいち早く報じた。同20日のギリシャ戦(午前7時開始)、同25日のコロンビア戦(午前5時開始)では、この2社のほか、スポーツニッポン、サンケイスポーツも同様の速報版を発行した。

一般紙は夕刊をはじめ紙面で大々的に伝えると共に、詳細データの速報や紙面に載っていないコンテンツの配信など、デジタルでの発信にも力を入れた。

「Jリーグ百年構想パートナー」としてスポーツ環境作りに取り組んでいるほか、日本代表戦マッチスポンサーを務めている朝日新聞社は、6月2日にW杯特設ページを開設。全出場チームの全選手のシュート数やパス成功率といったデータをリアルタイムで伝えた。このほか…

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