地域をマーケティングで活性化

米国ポートランド市開発局の山崎満広氏をゲストに招いて開催した第2回研究報告会。
日本マーケティング学会の活動の中心となっているテーマを絞った研究会「リサーチプロジェクト」。昨年度まで「地域活性化マーケティング」「価値創造型マーケティング」「クリエイティブ産業とイノベーション」「医療マーケティング」「ソーシャル・ビジネス」「東南アジア・マーケティング」「観光・地域マーケティング」「ブランド&コミュニケーション」の8テーマで研究活動が続けられてきたが、今年の4月より「エフェクチュエーション」「顧客価値創造型営業戦略」「質的リサーチ」「流通における知識共有問題」「ユーザー・イノベーション」「ソロモン流消費者行動分析」の6テーマで新しいプロジェクトが順次スタートしている。
今回はその中から、地域活性化マーケティング研究会に焦点をあてて紹介する。
このプロジェクトは、青山学院大学の宮副謙司教授をリーダーに、電通の福本哲也関西第1営業局局次長、文化ファッション大学院大学の内海里香講師、JTBパブリッシング情報戦略部・課長代理/法政大学大学院政策創造研究科・講師の青木洋高氏、青山学院大学大学院の佐伯悠氏の4人が企画運営メンバーとなり、これまで5回にわたって研究報告会を実施してきた。
ポートランド市の取り組みに学ぶ
第1回の研究報告会は2013年7月3日 ...
あと63%