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世界大手のテクノロジー企業から見た日本のアドテク市場

Rubicon Project

今年2月、SSP世界最大手のRubicon Projectが日本に上陸した。来日した国際事業部長のジェイ・スティーブンス氏に、日本のデジタル広告市場を今後どう予測しているのか聞いた。

ディスプレイ広告の販売自動化で人的リソースを

2007年に創業し、ロサンゼルスに本社を置くRubicon Projectは、メディアの広告枠の販売を最大化させるSSPの先駆的企業だ。フィナンシャル・タイムズ、ウォールストリートジャーナルなど世界21カ国700余りの媒体社にディスプレイ広告の自動取引(RTB)プラットフォームを提供し、1日あたり70億インプレッションを管理している。

国際事業部長のジェイ・スティーブンス氏は、世界中で広告の自動取引市場が急拡大している背景として、「効率性」を挙げる。「従来は、広告主がメディアからディスプレイ広告枠を購入するまで40余りのステップがあり、十数人の人手が必要でした。その結果、かなりのパーセンテージが、中間にある様々な事務処理に費やされていました。それが、自動化が進んだことに伴って、手数料の負担が軽減され、アドテクノロジーを活用しようとするという広告主やメディアが格段に増えました」。

スティーブンス氏は、効率化によって人間の介在する意味や必要となるスキルも大きく変わると話す。「テクノロジーを使って徹底的に自動化した分、メディアが抱える直販のセールスチームは、これまでとは別の業務に専念できるようになります。より高単価でプレミアムな広告を受注することに照準を合わせられるのです」。

同社は今年2月、アドビやマリンソフトウェアに在籍し…

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