販促ツールやWebなどの制作を依頼する際、何を基準に広告制作会社を選定したらいいのか?全国に数多くあり、扱うジャンルも規模もそれぞれ異なる広告制作会社の選定ポイントを企業に聞く。
同社では、オンラインに加え、パンフレットも制作するなど、消費者との接点を多様化している。
インターネットを通じて保険商品を提供しているアクサダイレクト生命保険は、お客様とのコミュニケーションツールの一つとして、紙のパンフレットを活用している。同社では、こうしたリアルのツールを制作にするにあたり、制作会社に消費者目線での企画および構成を求めているという。
マーケティング・コミュニケーション部の山下実沙氏は、「パンフレットの使用前後のCVR(一定期間内のページビューやユニークユーザー数に対するコンバージョン件数の割合)を比較し、どれだけCVRを向上させられるかという点で、制作物を評価しています。制作前には、商品を検討中の消費者に対して、パンフレット請求のシチュエーションや目的などの実態調査を徹底して行い、それに基づいた構成や見せ方を工夫しています。その結果、CVRの向上が直接的に保険契約数の増加へとつながっています」と語る。
同社は、ネット専業の生命保険会社だが ...
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