

制作されたミニスタジアム。1000本以上のボトルが観客席に。選手ボトルの配置換えは全て手で行い、コマ撮りと同様の手法で撮っている。
リアルタイムにVine動画を制作・投稿
6月15日の2014FIFAワールドカップブラジル大会 日本対コートジボワール戦。ミニチュアのスタジアムが設置されたCM撮影スタジオでは、スタッフが日本代表のゴールシーンを今か今かと待ちかまえていた。前半16分、本田圭祐が先制ゴールを放つと、すぐさま準備開始。ミニチュアのスタジアム上で、選手に見立てたネームボトルを使ってゴールシーンを再現した。その場で撮影し、すぐにVine動画に仕立ててツイッターの日本コカ・コーラアカウントから投稿する。その間わずか18分。30万人余りのフォロワーからは「早すぎる」「まさか本当に今撮ってるの?」などの反応が次々と寄せられた。
この「Happy Stadium」キャンペーンは、W杯のオフィシャルパートナーである同社がソーシャルメディア上で展開しているW杯企画の一つ。コカ・コーラでは「World’s Cup(みんなのワールドカップ)」というコンセプトのもとグローバルで様々な取り組みを行っている。「今回の大会は、日本では試合時間が深夜・早朝なので、リアルに同じ場所で観戦するのが難しい。そこで、W杯を通じてソーシャル上で一緒に盛り上がれるコンテンツを作成することで、『みんなのワールドカップ』を実現したいと考えました」と日本コカ・コーラ マーケティング本部 IMC iMarketing ソーシャルエンゲージメントマネージャーの塩田悠二氏は話す。
人気のネームボトルキャンペーンと連動
同社ではこのHappy Stadiumに先行して ...