カンヌライオンズが、3年ほどの構想を経たらしい、「ライオンズヘルス」。いわゆるプロの医療関係者向けのコミュニケーションを審査する「ファーマ」と、薬局などで手に入る一般向け製品および健康に関する啓蒙やコミュニケーションを審査する「ヘルス&ウェルネス」の2カテゴリーで審査されます。
ヘルス&ウェルネス部門の審査委員長キャシー・デラニー氏は、審査指針として「ライフチェンジング」という言葉を出しました。ライフチェンジングというと大掛かりで大層なイメージが湧きますが、あくまでもヘルス領域でのライフチェンジで、生活習慣を何かしら変えたり、生活の中で気付きを与えられるものを指しています。
初年度の授賞式ではコメディアンで女優のフランチェスカ・マルティネスがオープニングコメントを披露。彼女自身が脳性麻痺を持っていながら活躍するスターであり、ヘルス領域での輝かしいコミュニケーションを評価する初代授賞式のオープニングに相応しいスペシャルゲストでした。
さて、初年度の受賞作は?初代グランプリに輝いたのは ...
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