広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

流通に迫る「オムニチャネル」という波

ヤフー マーケティング・イノベーション室 志村一隆

都内のショッピングモール。店舗とネット販売、双方のショッピング体験向上が求められている。

オムニとはラテン語で、英語で言うと「all」である。つまり、オムニチャネルは全チャネルという意味。あらゆる流通にコンテンツ、広告、商品を流そうということである。この4年間、全世界で30億台以上普及したスマホや、Wi-Fiやblutoothといったネットワークのオープン化で、企業が消費者とコミュニケーションとれるスクリーンが増えた。

映像や音楽のようなコンテンツやニュース、それに広告は、そうしたスクリーンを回遊し、メッセージの受け取り手を探し続ける。これまで、テレビと放送局、電話と通信会社、新聞と新聞社のように、チャネルやメディアとコンテンツ制作会社は垂直統合されていた。それが、テクノロジーの進展で、その制約が無くなった。

消費者も企業も、全てのチャネル=オムニチャネルで ...

あと74%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

新聞広告にハイブリッド印刷他、新聞社の新たな取り組み
日本マーケティング大賞 表彰式
流通に迫る「オムニチャネル」という波(この記事です)
イベントの市場規模はどれくらい?
デジタルサイネージの最新形とは
オンライン動画広告の専門組織発足他、ピックアップニュース
SP業務こそ土台の『有る無し』が10年後を左右する
NHKとJC獲得の五輪4大会放送権は1100億円
テレビ市場外で増殖する「映像」
博報堂DYH、ニュース編集・制作の新会社設立他、業界ニュース
メーカー営業の販促提案力は今
進化した街頭ビジョン
新聞各社が防災・減災サイト開設
W杯の次世代テレビ対応
コトラー来日、フォーラムレポート
W杯にみるマネジメント課題
ボランティアで音楽イベント参加「RockCorps」日本に上陸
国際化する吉本芸人とシリコンバレーの新たな結合

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する