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名古屋で開かれた全広連大会に過去最多の1600人参加

張富士夫トヨタ名誉会長が「ものづくり」の考え披露

午後は、愛知の「ものづくり」「ものがたり(歴史遺産)」を体感してもらう狙いで、トヨタ博物館や名古屋城など8つの施設の見学会が行われた。

全国の広告会社や新聞社、放送局の幹部らが一堂に会する「第62回全日本広告連盟名古屋大会」の式典が5月14日、名古屋市の名古屋国際会議場で開かれた。トヨタ自動車の張富士夫名誉会長による講演のほか、全広連日本宣伝賞など各賞の表彰が行われた。

全日本広告連盟(全広連)による毎年恒例のイベントで、全広連に加盟する東京、大阪など全国37の地域広告協会の会員社らが集結した。参加者は、各協会からの登録参加社1300人のほか、記念講演の聴講者300人も含め、過去最多の1600人に上った。

トヨタ自動車の張氏は記念講演で、トヨタの生産方式に見る「ものづくり」の考え方や米国進出時のエピソードを披露した。同社が米ケンタッキー州に生産拠点を設けたときは、地元住民の積極採用や市長との定期ミーティングなど、地元に溶け込むための様々な取り組みを進めたほか、社員教育や表彰制度など「育てる文化」を浸透させることで従業員の心をつかむことに成功したという体験を語った。

午後は、「愛知のチカラ体感セミナー」と称し ...

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