1997年「技術的に優れたコマース・ソリューションを作る」というミッションを掲げ、ドイツ・ミュンヘンで学生4名により設立されたハイブリス。その後、グローバルで事業を拡大し、現在、世界で500社以上の導入実績がある。
2012年には日本法人のハイブリスジャパンが設立され、現在までに8社の国内企業で導入されてきた。同社の代表取締役社長、森田正昭氏は「ハイブリスは、“オムニチャネル”という言葉が浸透する以前から、Eコマースの領域で顧客とのタッチポイントの統合を支援するソリューションを提供してきた」と話す。
「コマース・ソリューション」という事業領域上、小売り・流通が中心だったが、製造業の多くの企業で自ら販売チャネルを構築していることから、製造業での導入事例も多い。さらに「コマースで扱われる商材がモノだけでなく、サービスやコンテンツへと広がっており、例えばゲーム業界などレガシーな小売り業以外との付き合いが広がっている」と森田氏は話す。
製造業においてはBtoCのほか ...
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