商品に搭載されたテクノロジーや機能を、別のものに実装して、より親しみやすい形に置き換える。テクノロジーを軸に商品の魅力を伝える、新しいアプローチを行った事例を紹介する。

(写真左上)「TRIPLESSO 髭ラブルデバイス」装着時のイメージ。
(写真右上・左下・右下)制作過程から。髭の形に切り出した基板には、Bluetoothや加速度センサー、超小型のファンが搭載されている。
アクセサリーのように普段から身につけるコンピューターデバイス「ウエアラブルデバイス」。昨年からグーグルのメガネ型端末「Google Glass」や、アップルも時計型デバイス「iWatch」を発売するのでは、という噂など話題が引きも切らない。そんな中、味の素ゼネラルフーヅがウエアラブルデバイスを発表した。その名も「TRIPLESSO(トリプレッソ)ヒゲラブルデバイス」。チルドコーヒー「トリプレッソ」のプロモーションの一環だ。
口ひげの形をしたこのデバイスは、製品特性である「3倍濃縮エスプレッソ」にちなみ、「カフェタイムを3倍楽しむためのウエアラブルデバイス」をコンセプトに開発したもの。
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