広告マーケティングの専門メディア

大学広報は今

近畿大学が「志願者数・日本一」を達成した理由

近畿大学

自校に優秀な学生を招き入れるため、卒業生からの支援を増やすため...。大学はいかに情報を発信し、ブランド価値を高めていくべきか。

172_01.jpg

ネット出願をアピールしたポスター。紙資源の削減で“エコロジー”、出願料の割引で“エコノミー”とし、「エコ出願」として打ち出した。制作を手がけたのは、電通のコピーライター佐藤朝子さん、野上亮さんと、アートディレクター佐山太一さん。

「近大マグロ」「ネット出願」が貢献

近畿大学は2014年度の大学一般入試で、志願者数が過去最多の10万5890人に達し、日本一になった。首都圏以外の大学がトップとなるのは初めて。それまでの首位は、13年度まで4年連続で明治大学、それ以前は11年連続で早稲田大学だった。

このニュースは各メディアがこぞって紹介、大学ブランド向上につながる大きな一歩となった。前年比では7462人増。出願数増加には、近大が世界で初めて完全養殖に成功したクロマグロ「近大マグロ」のメディア露出や、出願をすべてインターネット化したことなどが寄与した。

2013年12月、「近大マグロ」をはじめとする養殖魚専門料理店の2号店を、大阪・梅田に続き、東京・銀座にも出店。テレビや新聞で大きく取り上げられた。さらに経営学部生が消費者分析を行い、農学部生がメニューを考案、用いる食器は文芸学部生の作品と、学部横断で「実学」の場として活用する予定だ。

あと76%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

大学広報は今 の記事一覧

近畿大学が「志願者数・日本一」を達成した理由(この記事です)
「美」が役立つ時代とは? 積極的な学外連携で成果示す
1880年創立、法政大学がビジュアル・アイデンティティ刷新
東急グループと連携、東京都市大学のブランディング活動
地元百貨店とコラボ弁当開発も。椙山女学園大学の産学連携プロジェクト事例
横浜国立大学、「YNU」にブランドイメージを統一

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する