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米国広告マーケティング事情

ベッカム出演のH&Mなど、2014年のスーパーボウルCMまとめ

松本泰輔

新たなSNSやテクノロジーなど、米国企業が取り入れ始めている最先端のマーケティング実例をレポートします。

2月2日に開催される「2014NFLスーパーボウル」は30秒スポット平均単価が2年連続で4億円を超えた。NFLチャンピオンを決める試合の裏側で熾烈な競争を繰り広げる「広告業界のスーパーボウル」の熱戦の模様をリポートする。

H&MはインタラクティブCM


David Beckham for H&M - Behind the Scenes of the Campaign Film

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今年でスーパーボウル3年目となる「H&Mベッカム・ボディウェア」は、同社初のインタラクティブCMに挑戦。サムスン・スマートTVならCM画面にポップアップ・メニューが現れ、テレビを見ながら直接商品を購入することもできる。

本原稿を書いている時点で、ホットな話題を提供するCMのひとつが「H&Mベッカム・ボディウェア」のCMだ。2012年のスーパーボウルで初登場した同商品のCMだが、3年目を迎える今年は、広告IT会社「デリバリー・エージェント」制作による同社初のインタラクティブCMを放映。サムスン製スマートTVで視聴すると、CM中に商品情報や他のデバイスへの情報転送、または商品を直接購入できるポップアップ・メニューが現れる。DVR(デジタルビデオ・レコーダー)で録画して再生しても、このインタラクティブ機能は有効なので便利だ。効果測定が難しいテレビCMではあるが、このインタラクティブCMで、何枚の「ベッカムウェア」が売れるのかが大いに注目される。

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