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シェアしたくなる「コンテンツ」のつくりかた

ヤマハ発動機、フォト紙芝居でモーターショーの来場者数に成果あり

ヤマハ発動機

18枚の写真と文字で構成

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関西出身、しかも趣味で漫才をしており、M-1グランプリにも出場したことがある常本さんが手掛けた、「『三輪車男』こと、俺の話を聞いてくれ。」から。

ヤマハ発動機では2013年11月22日からの「東京モーターショー」に出展するタイミングに合わせて、特設サイトに「『三輪車男』こと、俺の話を聞いてくれ。」というコンテンツを公開した。ヤマハの社内で企画を考え、絵コンテを描き、撮影からコピーライティングまでWEB制作会社の協力を得ながら、広告会社を通さず、ほぼすべて自社内で制作している。

具体的には、18枚の写真と文字を使ったシンプルな構成になっており、大人になっても三輪車に乗り続ける主人公の人生と、父親との絆を描きつつ、ヤマハの三輪バイク「TRICITY」の魅力が盛り込まれている。

担当した同社広報宣伝部・常本雄介さんは企画の狙いについて、「二輪車ユーザーは高齢化が進んでいて、四輪車以上に若者離れが深刻。いかに若いユーザーとの接点をつくるかが課題になっている。そこで、普段のヤマハのイメージとギャップのあるユニークなコンテンツで、新規ユーザーとの接点をつくり、最終的には「東京モーターショー」への集客に貢献することを目的に今回のコンテンツを制作しました」と説明する。

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