広告マーケティングの専門メディア

           

ネット上でも愛されるブランドになる!

伊藤ハム・ハム係長「ネットでの触れ合いを増やした結果、見えてきたこと」

伊藤ハム 広報・IR部 関澤昌弘

情報収集、さらに購買と消費者の日常生活がオンラインにシフトしていく中、従来のマス広告だけでなく、オンライン空間でもブランドとの接点をつくる必要が生まれている。具体的に何から始め、どのような指標で活動を評価すればいいのか。SNS活用のパイオニアである伊藤ハム「ハム係長」のケースを聞く。

018_03.jpg

1月1日、フェイスブックに画像をアップした年賀状は、ハム係長直筆のコメント入り。ハム係長へのプレゼントを送ってくる人もいるほど、“濃い”ファンが集まるGREEでは、このコメント入り年賀状を30人にプレゼントした。

企業のSNS公式アカウント運用の代表例として知られる伊藤ハム。「ハム係長」をアイコンとした同社のソーシャルメディア活用がスタートしたのは2011年4月1日で、今年3月で丸3年を迎える。フェイスブックのファン数(いいね!数)は2014年1月現在で6万5300人超、GREEのファンは3万6000人超となっている。「草の根的な取り組みではあるが、着々とファンを増やしてきて、ハム係長が愛されるキャラクターになりつつあることを実感している。経営に寄与する規模とまでは言えないが、購買への影響も徐々に出てきている」と話すのは、一貫して運用を担当してきた関澤氏。

あと84%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

ネット上でも愛されるブランドになる! の記事一覧

ブランド理解の深化に課題。「ジャポニカ学習帳」のデジタル活用
内製化か、アウトソーシングか。デジタル対応の組織づくり
「カスタマー・ジャーニー」とは何か?
企業のブランド力とデジタルリテラシーの関係性を考える
データから検証、「断片化」進む可処分時間の今
「リアルのネタに勝るものなし」。ガリガリ君の赤城乳業がデジタルを使わない理由
発売111周年の「正露丸」、ソーシャルメディア強化の理由
マインドシェアを高める=「バズる」ことではない。
伊藤ハム・ハム係長「ネットでの触れ合いを増やした結果、見えてきたこと」(この記事です)

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する