
ベストペーパー賞ほか各学会賞が懇親会で発表、表彰式が行われた。
ベストペーパー賞が発表
日本マーケティング学会は11月10日、早稲田大学(新宿区)で、研究大会「マーケティングカンファレンス2013」を開催した。前号に引き続き、その模様をレポートする。
学会の研究報告の場である「リサーチプロジェクトセッション」、伝統的な学会の報告スタイルを踏襲する「オーラルセッション」、ボードに図表やキーワードを書き出して報告する「ポスターセッション」など、プログラムは新しい研究発表の機会が設けられた。企業展示や懇親会、優秀発表の表彰式も実施し、学会の理念「出会い創発する場」となるよう工夫した。
リサーチプロジェクトセッションでは、「ブランド&コミュニケーション」「ソーシャル・ビジネス」「クリエイティブ産業とイノベーション」「価値創造型マーケティング」「地域活性化マーケティング」の5つのテーマでこれまでの研究成果を報告した。各セッションとも約1時間半、主要メンバーの研究者・実務家が中心となって登壇、豊富な知見と研究成果を披露した。朝早い時間にも関わらず、各会場では報告者の議論を熱心に聞く学会員の姿が数多く見られた。出版、リサーチ、コンサルティングなどマーケティング関連15社が企業出展に参加、学会員は積極的に情報を交換していた。
あと56%