カンヌライオンズでグランプリを獲った「ホームプラス」のバーチャルショップ広告。売上は順調なようだ。
話題のバーチャルショップは健在
日本鉄道広告協会の委員として、10月に韓国のOOH広告を視察した。その現状を紹介する。まず、2011年のカンヌライオンズで韓国初のグランプリを獲った「ホームプラス」の地下鉄でのバーチャルショップ広告。その後、受賞を狙ったワンタイムキャンペーンではないかという議論もあったようだが、見ることができた。韓国での報道によると、一日平均6万2000人が利用し、2013年1~7月までの売上高は193億ウォンで、前年同期比200%だという(出典:biznmedia.com)。このビジネスモデルは、英国の親会社テスコも実施するまでになり、韓国の先進的なIT技術を取り入れた革新的な流通業態と絶賛された。ただし、その後同様な展開を実施する企業が出たが、効果が出なかった例もあるようだ。
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