世間で話題になるキャンペーンは、どんな風に実現したのか?誰もカタチにしたことがない企画の裏側を公開します。
10月17日、ゴール地点となった東京スカイツリータウンにて。
2年目はエントリーが殺到した
10月17日、アメリカンホーム保険会社が主催する駅伝プロジェクト「みんなのMAEMUKI駅伝2013」がフィナーレを迎えた。4月6日に東京・お台場から南へ向けスタートした、駅伝の総走行距離は8472キロ。参加者数はのべ1584人にも及ぶ。ゴール地点となった東京スカイツリータウンでは、最終ランナーの深尾忠三さん(55歳)が上野から約5キロを走破。全国各地を走り、たすきをつないできた駅伝の参加者らも会場に駆けつける中、ゴールテープを切った。
「みんなのMAEMUKI駅伝」の開催は2012年度に続き、今年度で2回目となる。前回の参加者数はのべ1104人だったが、今回はのべ1584人と大幅に参加者数を増やした。本プロジェクトを統括する同社ダイレクトマーケティング部の田中友一朗部長によれば、今回はスタート時点のエントリー数が既に最終参加者数見込みの8割に達していたという。「前回はランナーの人数が集まるのか不安を抱えた中、スタートさせたのを覚えています。プロジェクト自体の認知度も昨年は1割程度だったが、現在は34%まで上昇した」と振り返る。
あと78%