マース ジャパン リミテッドは10月18日から、チョコレートバー「スニッカーズ」のテレビCMを開始した。2000年代前半に日本で人気を集めたロシア出身の二人組「t.A.T.u(タトゥー)」を起用したほか、約10年ぶりに「おなかがすいたら スニッカーズ」のタグラインを復活させた。

7年ぶりにt.A.T.u.が来日衣装も髪型も当時のまま
(左から)t.A.T.u.のメンバー、リェーナとユーリャ。演出の江口カンさんとともに。2003年にブレイクした当時、18歳だった2人も28歳。現在もロシアや米国で音楽を続けている。ユーリャは当時と髪型が変わったためウイッグを付けているそう。
CM再生回数は220万回超に
沢尻エリカ(2011年)、内田裕也(2012年)と"型にはまらない"生き方に定評のあるキャラクターの起用が続く、「スニッカーズ」のテレビCMシリーズ。今秋の新作に出演したのは、2003年に日本でアルバムを200万枚売り上げたロシアの二人組「t.A.T.u.」である。10月18日の放映開始とともに「(CMに出演しているのは)本物のt.A.T.u.なのか!?」とWEB上で話題を集め、YouTubeのCM再生回数は220万回を超えた。
長らく日本では姿を見せていなかった2人だが、ロシアや米国で活動を続けており、今年6月にモスクワで日本の大手新聞社のインタビューに応じている。「ちょうど今回のキャスティングを決めるタイミングで記事を目にして、出演を打診。9月に7年ぶりの来日を果たし、撮影にこぎつけました」と話すのは、「スニッカーズ」のブランドを担当する渡邉貴子氏だ。