9月23日、銀座・新橋など首都圏の主要駅に「すっげーあるぞ!○クナビNEXT!」と筆文字で記された大胆な交通広告が現れた。隣り合うビジュアルも一風変わったものばかり。涙を流す外国人と「ナクナビNEXT」、浮き輪に乗った水着の美女と「ウクナビNEXT」、皮をむいたバナナと「ムクナビNEXT」など、「○」の部分に様々な文字が当てられている。
これはリクルートキャリアの転職・求人情報サイト「リクナビNEXT」のプロモーションの一環で、交通広告にあるとおり「○クナビNEXT」と検索すると特設サイトにアクセスできる。この「○」の部分に様々な文字を入れて検索していくと、それぞれ異なるコンテンツを楽しむことができるというものだ。その数は濁音や半濁音、さらには「ン」「ヲ」も含め70種類にも及ぶ「70音広告」となっている。
一晩で70種類のネタを考案
例えば「ロクナビNEXT」と検索すれば、ヒロシという謎のロックミュージシャンによるYouTube動画が流れる。濁音の「ダクナビNEXT」では「ダックを抱く、汗だくで。」というギャグと、アヒルを抱いたモデルのビジュアルのみが表示される。はたまた「マクナビNEXT」で検索すると、伊東観光協会による「全日本まくら投げ大会」という実在のイベントのルールをダウンロードできる。
70種類のサイトはすべてブログサービスの「Tumblr( タンブラー)」を使って制作された。キャンペーンサイトにTumblrを活用するケースは珍しい。
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