「ギリギリセーフ」をモットーに、商品開発、WEBコンテンツ企画、プロモーションなどさまざまな制作業務を手がけるバーグハンバーグバーグ。振り切った“おバカ”企画で知られる同社が追求する、驚きのある企画とは?
驚きのおバカ事例(1)
商品開発:インド人完全無視カレー
渋谷区でカレー店を経営する企業と共同開発した「インド人完全無視カレー」は、インド人シェフをわざわざ呼びながら、そのアドバイスを完全に無視して作ったカレー。
「三ツ星レストランのシェフをアドバイザーに招き、その人が監修した商品を作るという手法は、誰もが見たことのあるテンプレート。それを180度ひっくり返した企画は、それだけで話題性があるんじゃないかと考えたんです」(シモダ氏)。2011年6月7日に通販サイトで販売を開始、販売から約1カ月で完売した。特設サイトについた「いいね!」は4500以上(2013年10月21日現在)。
バーグハンバーグバーグ(以下、バーグ)は、「笑い」に関するものを作ることを生業としています。もちろん良いものを作ろうと思っていますが、おしゃれなもの・かわいいものを作ろうという選択肢はなく、一貫してふざけたものを作ることを志向しています。笑いで世の中を良くしたいなどという高尚な理念はなく、「ただ、面白いものを作りたい」というのが正直なところ。あれもこれもと器用貧乏になるより、どうせやるなら徹底的に、笑い一本を追求しようという考え方です。
笑いのポータルサイト「オモコロ」の延長として2010年に設立したバーグも、今年で4年目。最近では、企業からお仕事のオファー