広告マーケティングの専門メディア

           

広告業界トピックス

OOHメディアでTシャツを着用できるAR体験

アウトドア(吉田勝広)

新宿駅でバーチャル試着

サイネージの前に立つと、AR技術によって24時間テレビの「チャリTシャツ」が、試着しているかのように表示された。

8月19日から1週間、日本テレビは、24時間テレビのプロモーションでOOHメディアを使った、東京メトロ新宿駅の大型ボードにデジタルサイネージを設置。その前に立つと鏡のように自分の姿が映し出され、番組の象徴である「チャリTシャツ」が合成される企画。

まるでバーチャルに試着をしているようである。Tシャツのデザインは草間彌生さんと大野智さんが共同創作されたもので、白、水色、ピンク、黄色の4種。この方式はバーチャルフィッティングとも言いアパレルなどの店頭でも実施されている。東京では東急プラザ表参道原宿のHUMOR SHOPに、大阪ではグランフロント大阪のナレッジキャピタルなどにある。人の動きをリアルタイムに解析し、Tシャツの画像を追随表示する仕組みとなっており、AR(Augmented Reality=拡張現実感)の技術を用いている。親子連れを中心に多くの人がサイネージの前に集まり、Tシャツを着た姿をスマホで撮る様子が見られた。なお、このチャリTシャツの売上枚数は、史上最多の100万枚を突破したという。

あと59%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

お得なセットプランへの申込みはこちら

広告業界トピックス の記事一覧

OOHメディアでTシャツを着用できるAR体験(この記事です)
2020年に向けて、国際化が進む日本のイベント業界
プロモーションに特化した、日本唯一の論文集が発刊に
活発化する「ハイブリッドキャスト」、広告ツールとしての展望は?
日本のクリエイティブ競争力を問う
動画広告のRTB件数が1年で3倍に増加、ロンドンのアドテクノロジー最前線
朝日新聞社などがウェブベルマーク運動を開始
2020東京オリンピック「イベント業界に与えられた責任」とは?
「価値共創型マーケティング」への期待
SPサービスに対する、広告主の満足度は十分か?
東京オリンピック開催決定後に発行された「号外」の全容とは?
「ジョジョASBトレイン目撃!」聖地化するOOHメディア
フジテレビがYouTubeと制作した「マルチエンディング」な映像作品
高騰するオリンピック放映権料の行方
イベント産業を盛り上げる、観光庁が定めた「グローバルMICE強化都市」とは?
購買の動機付けと戦略企画が求められる、プロモーショナル・マーケティングの役割とは?
通信と放送の簡単すぎる融合

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する