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お魚×絵の“ギョ”ミュニケーションとは?

さかなクン

魚に関する豊富な知識と、底抜けに明るいキャラクターがお茶の間で大人気のさかなクン。「お魚の魅力を独り占めするのはもったいない!」と話すさかなクンの、コミュニケーション術に迫りました。

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さかなクン
千葉県館山市在住。2006年より東京海洋大学客員准教授。お魚らいふ・コーディネーター。中学3年生の時、水槽でのカブトガニの人工孵化に成功。子どもたちを中心に魚や海・自然への興味を引き出し、漁業魚食と環境保全への理解を促進することをめざして、全国で講演活動などを行う。他にも、農林水産省お魚大使、JF全国漁業協同組合連合会・魚食普及委員、WWF親善大使、WWFジャパン顧問、ユネスコ国内委員会広報大使、千葉県館山市「ふるさと親善大使」第一号、新潟おさかな大使、よしもとおもしろ水族館研究員など、活躍の場は多岐にわたる。朝日小学生新聞、舵社『ボート倶楽部』などでイラストコラムを連載中。著書に『おしえて!さかなクン』1~3がある。

小さな頃から絵を描くのが大好きで、お魚に興味を持つまでは、ダンプトラックやごみ収集車などの絵をよく描いていました。小学生の時、タコの不思議なかわいらしさに夢中になったのが、お魚に興味を持ったきっかけです。小学6年生の頃には、すでに“魚道”を究めていきたいという夢を持っていて、卒業文集にも「将来はお魚博士になって、自分で調べたことや、描いた絵をまとめて図鑑を作りたい」と書いていました。

そうして、中学生、高校生といろいろなお魚に出会い、見て、描いて、食べて、調べているうちに、動物園や水族館のお仕事に自然と興味が湧き、動植物について学ぶ専門学校に入学。1年目に東海大学海洋科学博物館、2年目にサンシャイン国際水族館で実習をさせていただきました。「一日中お魚を見て、研究したり、絵を描いたりできる♪」と思っていたら大間違い。飼育員のお仕事は、掃除や大量のエサ作り、水温・水質の管理と、想像以上に大変なもので、お魚そのもののこと以外にも覚えなければならないこと・やらなければいけないことがたくさんありました。それに、お魚以外のさまざまな水生生物が飼育されているので、急にイルカ担当になったりすることもあります。お客さまにいかに興味を持ってもらい、自然界での水生生物の暮らしをいかに伝えるかということに重点が置かれていますから、お魚たちの健康を維持する環境づくりやお客さまが見やすい展示方法の工夫など、さまざまなことに意識を向けなければならず、「お魚、お魚、お魚、お魚に没頭!」というわけには、いかないんですね。

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