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テレビ×ソーシャルの起爆力

企業は「バルス!」を活かせるか?日本のテレビ×ソーシャルの現状

編集部レポート

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8月2日に放送された、スタジオジブリ制作の人気アニメ「天空の城ラピュタ」。物語のクライマックスで、主人公が叫ぶ呪文「バルス!」が、ツイッターの秒間ツイート数・14万3199TPSと過去最高記録を更新した。ユーザーが相次いで「バルス!」とツイートする様子は"バルス祭"と称され、社会現象ともなっている。

スタジオジブリ制作の人気アニメーション映画『天空の城ラピュタ』と聞けば、誰もがあの言葉を連想するはず。「バルス!」――物語のクライマックスで、主人公の少年・少女が声を合わせて唱える呪文だ。このワードは、「映画に登場するセリフのひとつ」という位置づけを超えて、今やツイッター上での秒間ツイート数・過去最高記録を生んだキーワードとして知られるようになった。

ツイッター以外でも、WEB上ではこのテレビコンテンツをネタにした"祭り"で大盛り上がり。掲示板サイトの2ちゃんねるでは、「NTV(日本テレビ)実況板」で番組の実況が行われたほか、ニコニコ生放送では『ニコニコ映画実況 ~天空の城ラピュタ~ みんなで一緒にジブリ作品を見よう<テレビ実況生放送> 』が配信され、スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫氏らが出演。テレビで放送中の画面を観ながら解説を行ったもので、一時は画面上がユーザーからの「バルス!」投稿で埋め尽くされるほどだった。

検索大手のYahoo! もこの盛り上がりに注目し、トップページに「バルス」ボタンを設置。それを押すと「トップページの文字やアイコンがポロポロと落ち、サイトが崩壊する」というネタを提供した。年代や性別、所属を超えて多くの人々が参加した"バルス祭り"は、まさにテレビとソーシャルという2つのメディアの親和性の高さを象徴する出来事と言えるだろう。

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