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米雑誌読者調査、72%が「最も問題を抱えている雑誌はニュース週刊誌」と回答

ヴィック・タゲット

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『ニューヨーク』7月8日の合併号の特集は25ドル以下で食べられるさまざまな食べ物について。もちろん、ハンバーガーやドーナッツ、フライドチキンが中心だ。表紙には、「フライドチキン」が副題も隠れるくらいに並べられている。『ニューヨーク』は、2013マガジン・オブ・ザ・イヤーの栄誉の他、ASMEが出している他の賞も受賞した。また、「ストラテジスト」セクションでは、マガジンセクション賞に輝いた。ここ数年、デザイン、写真、エッセイ、評論、コラム、解説賞など多くの賞の最終選考に残っている。

新たな広告商品の企画開発にデジタル化への対応...。常に世界の出版界の動きを牽引してきた、米国の雑誌業界の動向を現地からレポートする。

雑誌業界関係者の多くは、今年から業績は回復し始めるだろうと思っていた。実際、第一四半期の終わりに、月刊誌、特にファッション分野は、大きく業績を伸ばし、春の訪れとともにその勢いは強まっていた。

週刊誌にもそうした回復を期待していたが結局は、広告ページは増えているものの業績は伸びず。2013年上半期の最終報告は、現時点では発表されていないが、出版社は注目を集めるようなニュースもないので、自社の雑誌の広告に関する情報はあまり公表していない。

上半期の業績に関する速報を見ると、広告ページは今も減少していることに変わりはないが、そのスピードは遅くなっている。これはいい兆しだ。特にファッション誌の9月号は、業界全体の広告収入に影響を与えるほど重要なものになるだろう。

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