6月に発刊された『プロモーショナル・マーケティング<第4版>』(2520円、税込)。
共通言語は欠かせない
日本プロモーショナル・マーケティング協会編纂(宣伝会議発刊)の『プロモーショナル・マーケティング<第4版>』が発刊された。同書は、今年で第9期となる「プロモーショナル・マーケター認証資格試験」(11月3日試験実施)の公式テキストの最新版でもある。
プロモーション活動の場面はあらゆるところにある。そのため、プロモーション活動は、多様な業種企業のサービスで支えられている。マス広告活動が、もっぱら広告会社によって支えられているのとは対照的だ。
最近では、印刷会社の参画が顕著であるが、総合広告会社をはじめ、展示・イベント会社、インターネット広告会社、プレミアムやサンプリング、クーポンなどの専門会社、屋外広告・交通広告など、さまざまな企業がプロモーション・サービスを扱っている。
そのため、それぞれのプロモーション・サービスは、出身母体の業種に影響され、それぞれのサービスのあり方に少なからずの違いがある。それだけに、業界に共通するプロモーション論(共通言語)が欠かせない。
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