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人事担当者に聞きました(3)全社が共有する"AOISM"の精神とは?

AOI Pro.

技術の発展や各種ツールの充実により、社員一人ひとりに求められる知識やスキルが増えつつある制作会社。今回は、AOI Pro.の人材開発部・千葉晃久部長、宗像克英課長に話をうかがいました。制作会社への就職を考えている学生さんは必見です。


同社代表取締役社長の藤原次彦氏が、2010年4月に行った所信表明スピーチの映像。「AOISM」の詳しい説明がなされており、面接を受ける学生は必ず見るよう求められている。

Q:制作会社をめざす学生に求めることは何ですか?

近年は、映像制作を専門に学べる学部・学科が増えてきたこともあり、以前に比べ、CM 制作会社の存在・業務内容が知られるようになったと感じます。とは言え、まだ制作会社のこと、業界のこと、そして実際の業務内容について理解しないまま就職活動に臨んでいる人が多いのが実状です。映像コンテンツを「作りたい」と一言で言っても、「実際に手を動かして仕上げたい」のか、「プロデュースしたいのか」によって、進むべき道は異なります。一般大学の学生は、映像を専門に学んだ学生に比べ、その点の理解不足がハンデになり得るものの、入社してから能力を発揮する人はたくさんおり、私たちもそうしたポテンシャルを持つ学生を積極的に採用したいと考えています。その可能性を見極めるための手がかりが、「事前に業界・仕事研究をしていて、自分が入社後にどんなふうに働くかを明確にイメージできているかどうか」です(人材開発部 課長・宗像克英氏)。

Q:制作会社で働くのに必要な資質とは何ですか?

制作会社にとって、多様な個性はもちろん重要ですが、「会社人」としての視点、つまり一般常識も人並み以上に持っているべきと考えています。尖った個性以上に、クライアントや広告会社の要求に応え、一定の枠組みの中で作品を仕上げるマネジメント能力、さまざまな状況への対応力、相手の考えに対する理解力が不可欠です。面接でも一般常識やマナー、立ち居振る舞いをよく見ています。また、撮影現場などの華やかな一面にスポットが当たりがちですが、それを支えるのは、資料を作成したり、調べ物をしたり、制作現場に必要な物品や人の手配をしたりといった日々のデスクワークです。そうした地道な仕事を理解し、きちんとこなせることも重要です(宗像氏)。

Q:AOI Pro. 「採用したい」と思うのはどんな学生ですか?

代表取締役社長の藤原次彦が掲げる、仕事に対する考え方をまとめた7つのキーワード「AOISM(アオイズム)」に共感し、「一緒に頑張ろう!」と思ってくれる人でしょうか。「史上最強のイエスマン」「ぶれまくれ!」「スピードコミュニケーション」「絶対的実行力」「随所で主となれ」「毎日がプレゼンテーション」「Tension to Motivation」――当社の公式サイトには、これらを詳しく解説した動画が公開されており、面接を受ける学生には必ず事前に見るようお願いしています。

当社は昨年3月に発表した中期経営計画で(1)広告映像制作事業のシェアを高める、(2)映像制作のノウハウを活用して事業領域を拡大する、(3)異業種との連携で新しいビジネスを創出する、という3つの方針を掲げています。多方面に可能性を持つ人材が必要になりますから、さまざまなことに興味関心を持つ人を採用していきたいですね。既存の広告ビジネスの枠組みに捉われず、たとえばCM に加えてデジタルやセールスプロモーションを含むキャンペーン企画をトータルでプロデュースすることが必要になるかもしれません。新しい領域に興味を持って取り組み、さまざまな状況に対応し、新しい価値を生み出していく力を求めています(人材開発部長・千葉晃久氏)。

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