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ネクタイがなくなる日――カジュアル化の本質とは?

京井良彦

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今年もいよいよ蒸し暑くなってきました。電車の中でも、半袖シャツにノーネクタイ姿の男性を多く見かけるようになりましたよね。環境省が「クール・ビズ」キャンペーンを掲げたのは2005年のことですが、もうすっかり浸透した様子です。昭和世代のビジネスマンの中には、夜の会で頭に巻くものがなくなって、さみしい思いをしている人もいるかもしれません。

ところで、昨年のことですが、英国の『インディペンデント』紙に、「世論調査の結果、74%の人々が、ネクタイは今後50年以内に消滅すると予測している」という記事が掲載されたとのこと。その要因は、「フェイスブックやグーグルのようなカジュアルな装いのIT企業が急成長していることにある」と分析されているようです。

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